shiroxuma’s blog

東京のすみっこで楽しく暮らす20代OL(?)のブログ

HiGH&LOW THE WORSTを見て日系企業における管理職像を考える

※HiGH&LOW THE WORSTのネタバレを含みます

こんにちはしろくまです。

こちらの御仁の神エントリを読んで私もリーダー論(管理職像)について考えました。

naru-di.hateblo.jp

 

まず前提として、私は日系メーカー技術部門の若手社員で、1社しか経験がありません。なので他社あるいは他業界では違うこともあるかもしれませんが、あくまで個人の経験から考えたことを書きます。また、数日前に初めてザワを見たハイロー初心者なので間違っている部分があったらすみません(特に村山周り)。

 

日系企業におけるキャリアプラン

日系企業の一般的な総合職キャリアプランとしては、新卒で入社し、年次が上がっていって最終的に管理職を目指す、というルートが想像されると思います。就職活動時の面接や、入社後のキャリア面談で色々と聞かれる*1とは思いますが、結局はこのルートが多いのかな、と。そしてそのルートで経験を重ねていくと、以下のようにスキルアップしていくものと想像されます。

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 横軸はいわゆるテクニカルスキル、縦軸はヒューマンスキルです。

テクニカル・スキルは業務遂行能力や業務知識と呼ばれるもので、例えば会計担当者にとっての経理・財務の知識などがこれに当たる。

 

ヒューマン・スキルは対人関係能力とも呼ばれ、組織が協働して働くうえで重要なスキルである。具体的には、部下とのコミュニケーション力やモチベート力、交渉力、調整力などが該当する。

 

 こちらより引用

 

しかし、実際のところはこうじゃないかな、と考えています。

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いわゆるテクニカルスキルは初めのうち上がっていきますが、管理職になるとむしろ新入社員よりも下がってしまう部分もあるのではないでしょうか。私はキャリア理論等を学んだことは無いのでこれは肌感覚での持論ですが、理由は2つあると思っていて、①管理職になると面倒をみなければいけない事業分野が大きくなり、自分の本当の専門分野外についてもマネジメントしなくてはいけない②マネジメント業や会議・調整などが忙しく、最新の技術をインプットする余裕がない

私は生命科学分野にいるので、②にはさらに加えて、「新技術を勉強するだけでは理論と概要しか分からない。実際に手を動かして実験してみないと実用的な細かいことまで理解できない」というのがあります。iPSやゲノム編集、エピジェネティクスなど新しい分野・実験手法がバンバンでてくるので、「プレーヤーとして手を動かしていた頃には存在しなかった手法を部下がやっている、それに対してマネジメントをしなければいない」というのはなかなか大変そうだなぁと部下目線で思っています。

 

ザワにおける各人のスキル

さて、HiGH&LOW THE WORSTには特筆すべき4人のリーダーが登場します。村山・轟・サッチー・楓士雄です。彼らを上記チャートに当てはめるとこのようになると思います。

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一人だけ外れてる子おる……………ウッかわいい……………

村山


村山は文句無しの鬼邪高番長です。「ヤクザのスカウトを待つために留年し続ける」定時制において、100発の拳を受ける荒行という儀式を経て番長になりました。村山は技術力(戦闘力)でいえば本作最強です。*2*3おそらくそれは鬼邪高に来た頃から変わっていません。しかしリーダーとしての自覚、という面においては過去作で成長が描写されていました。とにかく喧嘩に飢えていて喧嘩がしたかった(会社員でいうととにかく専門性・技術力を高めたいという時期)村山が、実力によって鬼邪高のトップとなり、その後番長にはなったものの……と苦悩します。会社員でいうと、業績を認められて管理職に昇進した状態ですね。しかし強くなること(専門性を磨くこと)を求めて暴れまわってきたのに、急にリーダーとしての自覚が持てるはずもありません(特に技術系部門の会社員はこういった悩みを持つ人も多いのではないでしょうか)。*4 その後コブラ(他チームのトップ)に負けて、俺と何が違うんだと思い悩み、そこに轟くんという、過去の自分のような(実際轟くんの姿に過去の自分を重ねています)、ただただ喧嘩が強い後輩が現れて、「俺が見たかった景色は一人で見るもんじゃねぇ、仲間と見る景色だった…轟ィ!教えてやるのが…アタマの役目かもなァ!」と自覚します。鬼邪高という看板を背負う(個の実力を発揮して業務をこなすだけでなく、会社組織をより良くしていく)覚悟が出来たのだと思います。

後輩の存在って大きいな、と思います。私自身そうなのですが、研究室でも職場でも、後輩が入ってきただけで、自分には何の変化も無いのに急に周りがよく見えるようになることってあるんですよね。あと後輩と接しているといい面悪い面含めて勉強になるので、自分が上司・先輩と接するときの参考にもなります。こういった背景を考えると、村山にとって轟くんがかわいくてしょうがないのが良く分かります。「村山を倒せば鬼邪高の番長になれる(専門性が最も高い者に皆は従う)」と考えている轟くんからのタイマン依頼を敢えて拒否しつづけ(それでも分かってもらえなかったので「あ~あ、結局やんのね」と言いながら映画冒頭でタイマンを引き受けています)、成長を待っています。村山は自分と同じように轟くんにも「アタマに必要なのは技術力だけじゃない、対人能力も必要だ」と気づいて、そして真の意味でも番長になって欲しかったのではないでしょうか。

news.mynavi.jp

こちらは中の人のインタビュー記事ですが、村山側は「轟が鬼邪高をまとめてくれるなら(自分は)出て行ってもいいな」と考えてるのとか、すごくリーダーっぽい。今回例に挙げた4人の中で、後進の育成に関する描写があるのは村山だけなので、その辺も最もリーダーたるリーダー、番長だなぁ、と思います。

それと、本作劇中にてコブラ(以前自分が負けた相手、他チームのトップ)に「話聞いてよ」と電話している描写が印象的でした。轟くんとサッチーは誰であろうと他人に相談せず抱え込むタイプ、楓士雄と村山は他人に相談するタイプだと思います。そして楓士雄がチーム内メンバーに相談するタイプなのに対して、村山は外に相談するタイプなんですね。会社員でいうならば、他企業で自分と同じように管理職をやっている友人に相談する、といった感覚でしょうか。管理職ともなるとおそらく色々と悩むこともあるだろうし、そういったときに相談できる先輩管理職が外にいるというのは大きいな、と思いました。技術系会社員(特に轟くんタイプ)は人脈が少ないと思うので若いうちから意識的に人脈を育てていったほうがいいんだろうなと思いました。

 

サッチー

 

サッチー(上田佐智雄)は、本作で鬼邪高と戦うことになる鳳仙高校の番長です。鳳仙高校は群雄割拠のごっちゃごちゃ鬼邪高全日制と正反対で、きちんとした組織構造が出来ています。サッチーという絶対のトップ、その下に四天王、さらにその下にサバカン、そして統率の取れた坊主頭たち。サッチーの第一の強みは部下だと思います。四天王がきちんと坊主頭たちを仕切ってくれているし、サバカンがかなり優秀な中間管理職です(部下の失態を、上司たちの前であえて厳しく責めることで、上司側も厳しい処分をしなくてすむ)。

そして、サッチー自身も優秀な管理職です。「起きちまったことは仕方ねぇ、大事なのはその後だ」のシーンは応援上映にて特に人気だったそうで、\有能上司ー!/\弊社に欲しいー!/の声が上がったそうです(部下が休戦協定中の他校とやりあってしまったので、一人で詫びを入れにいってくれます。優しい。)。

私が印象に残っているのは神社でのシーンです。

楓士雄「景色はいいよな、下のあれこれが見えなくて」

サッチー「景色ならな……」

これ、サッチーは「景色なら下々のゴタゴタなんか気にしなくていいけど、組織においては下々の者まで気にかけてやらなくてはいけない」と考えているんですよね。えらいなぁ、と思いました。というのは、それが正解か分からないからです。やっぱり管理職には管理職の、中間管理職には中間管理職の、そして平社員には平社員のやるべきことがあって、組織で起こることすべてをトップの人間がすべて網羅してフォローしなければいけないのか、そうしたほうが生産性が高いのか、組織論を学んだことが無い私には分からないので。ただ、個人的な経験としては、自分(平社員)が進めている業務内容の細かなところに対して管理職が指摘をしてくれた時には「ちゃんと見てくれているんだなぁ」と好感度が上がったので、そういった人柄が鳳仙番長としての部下からの信頼につながっているのではないでしょうか。

ちなみに楓士雄はこのシーンで深く考えずに発言していそうですが、将来鬼邪高番長になった暁には、下々のゴタゴタは周りがフォローしてくれそうだな、と思いました。楓士雄は組織をきっちりマネジメントする人間というよりは、皆が「担ぎたい」と思って神輿に乗せてもらうタイプのリーダーだと思うので。

ちょっと気になったのは抱え込みすぎるタイプかなー、と。上述の神社の会話、こう続きます。

サッチー「お前はアタマはったことあるか」

楓士雄「これからだ、そっちは?」

サッチー「まだまだだな……」

 実際、サッチーは鳳仙の番長なのですが、「(番長として)まだまだだな……」と思っているわけです。周りから(メタ視点で)見たら有能な上司なのに、色々と問題が起こることに対して「自分の管理能力不足のせいだ」と考えているのでしょうか。また、上述の詫びを入れにいくシーン、ガンッ、と何かを蹴飛ばして苛立ちを見せるものの、何も言わずに一人で行ってしまいます。それを見てビビるモブ部下たちに対し、四天王の小田島が「心配すんなぁー。さちおは問題が起こると、自分がゆるせねーんだぁ…」とフォローしています。

実際、組織運営してたら絶対に問題がつぎつぎ起こるはずで、それをいちいち抱え込んで自分で解決したり自責したりしていたら持たないと思うんですよね(サッチーは強靭なので大丈夫なのかもしれませんが)。なので理想としては村山のように誰かに相談したり、楓士雄のように周りの力を借りたりするほうが良いんじゃないかな、と思います。

 

楓士雄

 

本作の主人公・楓士雄くん。楓士雄くんは鬼邪高入学後1週間で転校してしまい(家の事情)、本作の冒頭で戻ってきます。

楓士雄は、喧嘩の強さ(専門性)では轟くんに届かないのかもしれませんが、対人能力が天元突破しています。またサッチーと楓士雄はどちらも対人能力MAXですが、ベクトルが違います。サッチーは上から組織を統率できる正統派タイプ。楓士雄は相手の懐に入り込むのがうまくて、気づいたら隣に立っていて、力を貸してあげたいな、と思わせることができるタイプだと思います。*5

楓士雄はよくあだ名をつけます。轟くんに対してドロッキー、村山に対してムラッチ、佐智雄に対してサッチー、と。これ、デール・カーネギーの『人を動かす』で言われている「名前を覚える」なんですよね。

人を動かす 文庫版

人を動かす 文庫版

 

名前を呼ぶ、ましてやあだ名をつける、というのは親近感を得る良い手段です。無意識でこれが出来ているのはすごい才能です。

また楓士雄は人脈が豊富です。それはもちろん、鬼邪高に同じ団地出身の生徒が多いからなのですが、それでも好意的に思ってもらっているのは楓士雄の実力です。会社で例えるなら、同じ大学出身の社員が多いから知り合いが多い、という状態です。しかし、いくら同じ大学出身でも、そもそも仲が希薄なことも多いし、もっといえば「嫌なヤツ」だったら嫌われてますからね。

さらに、偶然の出会いでサッチーとも仲良くなります。偶然の出会いから人脈を広げられるのってすごい才能だと思うんですよね。ビジネスで言うならばエレベータートークです。サッチー、とあだ名をつけたり、「サッチー、いただきやす!」と印象に残るおどけ方をしてみたり。また体育館での村山との初対面では追いかけていって話しかけてタイマンを申しこみます。現時点での鬼邪高のアタマは村山なので、会社でいうならば転職してきたばかりの人間が社長に臆さず話しかけているような状況です。そうやって横だけでなく縦との繋がりも作り出せる対人能力が、楓士雄にはあるわけです。

また、鳳仙との決戦前夜には轟くんのところに足を運んで協力を願い出ています。連絡なんてメールやチャットで済ませられるご時世ですが、やはり管理職レベルになると「『その人』が『そこ』へ出向く」ことに意味がある場面てあると思うんですよね。楓士雄はそれがちゃんとできるまっすぐな男だと思いました。

鬼邪高と鳳仙を比較すると、ダイバーシティに富んでまとまりがないのが鬼邪高、均一で統率のとれた組織が鳳仙です。こうして書くと鬼邪高がダメな感じがしますが、組織としては多様な人材がいた方が幅広い事業を行えるし世情にも対応できます。また実際の企業を考えると、営業部門も生産部門も管理部門も色々あって、部署ごとに考え方が全然違うじゃないですか。そういったバラバラな人たちみんなから好かれて、まとめて*6、協力させる能力が楓士雄にはあると思っていて、それはサッチーには無いものなんじゃないかなーと。

というわけで楓士雄は人柄が魅力的なので、轟くんタイプの技術系社員は楓士雄から学ぶものがあると思います。

 

轟くん

 

私は轟くん最推しなのでどうしても贔屓目になってしまいます。ごめんなさい。

轟くんは鬼邪高全日制のトップです。定時制の村山には劣りますが、全日制の皆が轟くんの実力を認めています。しかし轟くんは番長たりえていません。轟くんの下には人が集まらなかったのです。これは会社員でいうと、同僚たちから「轟くんは仕事めっちゃできるけど、轟くんの部下にはなりたくないな~」と噂されている状態です(うちの職場にもこういう人はいます)。上司(鬼邪高においては村山)も「轟くんはねー、技術力は申し分ないんだけど、マネージャーとしてのスキルは足りてないから昇進はまださせられないなぁ」と感じている状態です。

でも轟くんは別に昇進したいわけじゃないんですよね。誰よりも強くなりたいだけなんですよたぶん。そして誰よりも強くなれば(=村山を倒せば)、結果として部下たちも付いてくると思ってるんですよね。

多くの技術系会社員も、入社当初はそう思っているのではないでしょうか。あるいは、管理職の専門知識レベルが低いことを馬鹿にしたりしている。でも管理職ってのは専門性が高いだけではだめで(喧嘩が強いだけではアタマになれない、と村山も言っています)、対人能力が必要なんですよね。偏見かもしれませんが(自分もそうなので許してください)、技術系の社員って、もともとコミュ障*7で、営業やりたくないから専門性を高めて技術系部門に入りました、って人も多いと思うんですよ。轟くんもそうで、喧嘩力をバチクソに高めた状態で鬼邪高にやってきて、絡んできたやつらを瞬殺し、当時全日制を仕切ってた辻と芝マンも倒して、その日のうちに全日制のトップに躍り出たわけです。

けど会社にいる限り、個人のパワーだけで仕事をするのは不可能なので、専門性も大切ですが対人能力もある程度は必要なんですよね。轟くんは対人能力なんか必要ないとばかりに、村山を倒すことしか眼中になかったのですが、本作で楓士雄との交流を通して変わっていきました。特に楓士雄が決戦前夜に協力してくれ、と頼みにきたことがきっかけだったのかもしれません。それまで轟くんは「アタマ=一番強いやつ。他人に弱みなんか見せない」と思っていたので……。他人に協力を「お願い」できる楓士雄の中に鬼邪高のアタマを見て、村山が伝えたかったこと(「アイツ(=楓士雄)はお前に無いもの、持ってるかもな」)を理解したんだと思います(それが最後のデコピン→手を貸してやる流れに表れている)。

 

補足ですが映画序盤で「轟には人望がなかった」みたいなこと言われてますが、辻と芝マンは付いて行ってるし、ザムービー(劇場版1作目)では鬼邪高をまとめて村山のところに駆けつけているので全く人望が無かったわけではないと思うんですよね。定時制にも気に入られてるし。たぶん本人が「人望なんかいらね」と思っているのと、分かりづらい(一人でこっそりお礼参りにいっちゃう)(ザワドラマ版)せいだと思うんですよね……

 

で、この記事の冒頭に戻るんですが、轟くんタイプの社員が居ても良くない!?と思いました。結局のところ日系企業ではサッチータイプが優秀な人材とされていて、それに向かって昇進していくしかなくて、大体の人は村山コースで管理職になると思うんですけど……。でも技術力特化の、村山に勝つことだけを考えて生きてきた轟くんがいなかったら、鬼邪高、河川敷で鳳仙に負けてませんでした!?マネジメントも大切だけど、専門家も必要だと思うんですけど……。まぁさすがに、その専門家が本作冒頭の轟くん*8くらい尖っていると扱いづらいですが、本作最後の「鬼邪高のアタマは預かっておいてやるよ」轟くんなら十分組織にとって重宝すべき存在だと思うんですよね。

それと、轟くんは過去のいきさつから、村山(会社でいうところの社長)にかなり目をかけられており、また村山に迫る強さから定時制のお兄ちゃんたち(会社でいうところの役員たち)にも可愛がられています。上から気に入られるレベルで技術力が高ければ少なくともリストラはされないし、周りも文句言えないと思うので、技術力特化のキャリアコースもあっていいんじゃないかなーと思いました。*9

 

 

色々書きましたが本作の最後で轟くんが笑っていて*10よかったです。前田公輝さんに直接謝礼を振り込みたいです。

 

ありがとうございました。

*1:専門性を高めたいかor経営チームに異動したいか、あるいは現場を極めるかorマネージャーになるか、など。特にプレーヤーorマネージャー(orプレイングマネージャー)を問われることが多いかと。ハイロー世界では基本的に管理職(アタマ)はプレイングマネージャーです。前線でごりごり戦います。

*2:劇中にてサッチーとの比較が為されていないのでわかりませんが、少なくとも村山>轟>楓士雄は描写されています。

*3:ザワに限らず、SWORD地区全体で言うとコブラに負けています。

*4:会社員だけでなくアカデミアでも、研究力が高くてポスドク助教→准教→教授と出世していったのに、雑事やマネジメント業務が多くて研究に割ける時間が減ってしまった、という矛盾が起こります。アメリカではいわゆるFull Professor(研究室・講座を構え、大学運営にも関わる、日本における教授と同様)だけでなく、Research Professor(研究に専念できる教授職)という道もあるようです。http://takemiyo.blogspot.com/2011/04/blog-post_30.html

*5:決戦前日、サッチーは「鬼邪高つぶすぞ」と<宣言>したのに対し、楓士雄は「みなさん、明日はパーッと派手にいきましょう!」と茶化しつつ<盛り上げ>ている

*6:もんじゃのシーンで「色んなやつらがいるんだけど、こうやってまとめて~~」と発言しているので、"まとめる" という意識が強いことが分かります

*7:ちなみに轟くんのコミュ障っぷりは楓士雄と決戦前夜に対話するシーンで拝めます。体育館ではあんなに声はってたのに、二人っきりになるとモソモソ喋るし楓士雄と目があったらすぐ逸らしちゃう。かわいい。

*8:挨拶しただけなのに上段蹴りキめてくる。足癖が悪くてかわいい。

*9:轟くんレベルでストイックに専門性を極めないといけないので、これはこれで修羅の道だとは思いますが

*10:見えづらいのですが、楓士雄がサッチーを振り返っているシーンです。顔の一部がうつっていて、周りと談笑している様子がわかります