shiroxuma’s blog

東京のすみっこで楽しく暮らす20代OL(?)のブログ

アラサー独身OLは楠田亜衣奈さんの『The LIFE』を聴いてくれたのむ

人生って、生活の連続なんですよね。

 

こんにちはしろくまです。楠田亜衣奈さん(通称くっすん)の最新アルバム『The LIFE』を聴いてエモ散らかっています。楠田亜衣奈さんといえば『ラブライブ!』の東條 希役で有名ですよね!現在でも幅広く声優・俳優・歌手活動をされています。楠田亜衣奈さんは現在ちょうど30歳で、今回のアルバムは趣味に仕事に頑張るアラサー女性に刺さりまくる内容となっています!

まあいいからとりあえずPVを見てくれ。


楠田亜衣奈「The LIFE」MV (short ver.)

声めっっっっちゃかわいくないですか!?!?!?!?最高じゃない!?!?ビジュアルもお衣装もかわいくて100点満点じゃないですか~。それでね~歌詞がね~、エモいんですよ~~~~~~。「書いては消してた 未来の自画像を 消してはなぞる」「拝啓 myself そこはどんな場所でしたか?」「拝啓 myself そこでどんな恋をして夢を見たの?」これさ~~~10代のころに聴いても分かんなかったと思うんですよね。色々経験してさ~~、その積み重ねが形になってくるのが20代後半~だと思うんですよ。だからね~、いま聴けて良かったなって思うよ。。。

 

さてそれではアルバムを聴いてください。

t.co

 

感想

1. 『The LIFE』

わかる😭(巨大感情)

「今よりも大胆で不器用で それでもわたしはわたしでいたね」わかる~~~若いころってそうだよね~~~。。。あの頃の大胆さとか、世の中のこと何もわかってなさとか、周り見えて無さとか、だからこそのひたむきさとか今となってはもう眩しい。。。。「いっぱい好きな線を描いて いちばん好きな今日を選べた気がする」くっすん~~~!!!!!😭私去年相当メンをヘラってたんですけど、その時周りから「しろくまさんの好きなことをやればいいんですよ」「やりたいことをやっていいんだよ」って言われまくったんですよね。。。優しさで言ってくれたんだと思うんですけど、生まれてこの方コスパばっかり考えて生きてきて、人生の最大の目標であった就職が終わってしまったらもうやりたいことも好きなことも無いんですよ。。。っていうのでさらに病んでたんですけど。。でもメンが回復して今になってみるとなんだかんだで「好きな線を描いた」結果今の自分があるんですよね。だって本当にコスパだけ考えたら地元の公務員か看護師の方がベターだもんな。実際今の仕事は学生時代の知識と技術を活かせていて、何より<好きなこと>なんですよ、たぶん。くっすんのおかげで今までの人生を、過去の自分をやっと肯定してあげられた気がするよ……!

そして2番の歌詞は未来の話で、「拝啓 myself そこで何を手放して何を知るの?」の部分、深い。大人になると、選べる選択肢って限られてくるじゃないですか。何かを選ぶってことは何かを諦めるってことなんですよ。何かを手放して、何かを選んで、その新しい世界で新しいことを学ぶんですよね。選んだ道を歩いているとき、ああ別の道を選べばよかったかな、あっちを歩いている友達は眩しいな、って思うこともあるじゃないですか。でも道を選んで歩いているからこそ知れたことってあると思うんですよ。それはとっても素晴らしいことなんじゃないかなって(こなみかん)。「今はない心配も不自由も」若いころってただひたすら成長するだけで、基本的にプラスの人生イベントしか起きないじゃないですか。でもアラサー以降の人生って病気とか失業とか、マイナスのイベントが増えてくるんですよね。でも「きっとすべてがトクベツだった そう思える未来になれているはず」って信じて、いいことも悪いこともすべて人生-The LIFE-なんだ……って前向きに生きていくことを応援してくれる歌詞で最高です。

最後のサビは今の話。「今日のページのわたしを生きる」これってつまりマインドフルネス瞑想じゃないですか!?!?(<いま、ここ>に集中する、というGoogleでも実践されてる瞑想法・考え方)

簡単な解説は↓

過去や未来ではなく今、ここに集中しよう。『マインドフルネス』初心者さん向け実践法 | キナリノ

 ちゃんと知りたい人は本を読んでください↓

サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

  • 作者: チャディー・メン・タン,ダニエル・ゴールマン(序文),一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート,柴田裕之
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2016/05/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログ (6件) を見る
 

 そうだよね、今日という生活の積み重ねが人生なんだよね。「いっぱい好きな線を描こう いちばん好きな今日を選んでいくんだ」この言葉、忘れないように額に入れて飾っておきたい。今後座右の銘を聞かれたらこれを答えます(就活の頃とかよく聞かれなかった?なんて答えてたか忘れたけど)。最近、仕事もプライベートもやりたいこと多すぎて正直忙しいんですけど<いっぱい好きな線を描いている>から楽しいです!

 

2. 『きっとずっと』

オーケストラ風の音作りで、春風のようにさわやかなメロディーライン。くっすん作詞で、友情について歌った一曲。友達って人生においてかかせないし、一生ものだよね~。中学入ったころ、「中1で同じクラスになった友達は卒業後も仲がいいことが多いですよ」って教師から言われたんだけど、確かに今でも遊んでる……。12歳で友達になって今25歳なので人生の半分以上関係が続いてますね……。仲いい友達のうち1人は広島に行っちゃったんですけど、この間4か月連続で毎月会ってました(?)

 

3. 『わたしの中の、わたしとキミ』

前曲とはうってかわって、しっとりとした曲調。青春時代の切ない思い出がテーマっぽい。青春時代も人生にかかせない大切な部分ですよね。青春テーマの曲としてはTrySailの『センパイ。』も近いですが、あっちほどわちゃわちゃしてないです。大人の女性だからね、くっすんは。サビの歌詞がエモいです。「話しかけられたら何て返そう ありもしないシミュレイションしては」「わたしの中のキミならば振り向いて 友達にするみたいに笑いかけてくるのに」切ないな~。女子校出身なので、普段はこういう青春恋愛ソングはあんまり共感できないのですが、この曲はくっすんの歌声が切なくて優しくて、感情移入してしまいます。

 

4. 『Everlasting my story

いい曲!!これはアラサー女性だけでなく何かを頑張ってる人全員に聞いて欲しい!!歌詞も曲調もかっこよくていい感じ。人生において、<頑張らなきゃいけないとき>ってあるよね。私は直近だと就活でしたね~。当時は蓮城寺べる様の『Get music!』*1を聴いて乗り切ったんですが、この曲があったらヘビロテしてただろうな~。今もちょっと大変なお仕事を抱えてるんですが、この山を乗り越えたらキャリアと自信になるだろうな、と思いつつ頑張ってます。

「本気で立ち向かったからこそ届く未来があるね」「いつの日か振り返るとき自分を褒められるように」という歌詞に励まされます。あと「瞼のうら浮かぶ私より たぶん少しは強くなれたね もしまた迷っても もう大丈夫 大丈夫…」の部分が、去年メンタルぶっ壊して死んでたけど元気になれた自分をより認めさせてくれます。

 

5. 『君へ。』

わかりみしかねぇ。

shiroxuma.hatenablog.com

 

6. 『デートしよう!』

効果音?も歌詞も歌い方も最高にかわいい。これ、途中まで気づかないようになってるんですけど最後にネタバラシがあって「ひとりデート」の曲なんですよ。元気になりたい独身OLにオススメの一曲です。金曜日の夜あたりに、週末の楽しい予定を立てながら聞いて欲しい。「52階の展望台」って六本木ヒルズのことですかね?サンシャインは60階、都庁は45階だし……。

自分を甘やかしてあげるって大切だよね。大学の就職支援課で就活カウンセリングしてもらってたとき、「社会人になったら自分で自分を褒めてあげることが大事。役職があがれば上がるほど褒めてくれる上司はいなくなる」って言われたのを思い出します。去年メンタル死んでて『デートしよう!』みたいなこと何もしなくて(新社会人になったのに新しい服・化粧品ほとんど買わなかった、おかげで貯金はできた)、余計にメンタルが死んでました。こういう楽しいことするのも大事だなーと思って今年は色々と課金してます!(オタク、何かと課金しがち)友人が「(アイマス三浦あずさガチャで)9万つかった。9万=1あずさ。」って言ってるの聞いてから、服とかチケ代が0.1あずさ以下に感じてしまって課金が捗る。

あと去年IT界隈とか意識高い界隈とかブロガー界隈を覗きすぎて「休日も趣味のプログラミングやってます!」とか「趣味のブログで副業☆」みたいなハイコンシャス勢にメンタルを削られてしまったんですが、今年は「うるせぇ<<消費>>の趣味のどこが悪いんじゃこちとら経済回しとるんじゃ」、というスタンスで生きていきたいです。。。くっすんだってネイルサロンいってショッピングして映画見てるんだからいいんだよ。

 

7. 『トラベルガール!』

「決めたっ!決めたっ!ヨーロッパへ行っちゃおっ!」のノリでヨーロッパ旅行に行ける財力は独身アラサーOL感があるなと思いました(くっすん、ごめん……好きだよ……)。かつてヘタリア腐女子だったので懐かしく思いながら聞いていました。私自身は海外旅行の魅力はまだ分からなくて台湾くらいしか行ったことない(台湾は良かった、また行きたい)のですが、気が変わったら行きたくなるかもしれないので貯金だけしておきます。

 

8. 『Set me free』

「誰かと築く未来 もうちょっと先でもいーの」笑ってしまった。独身アラサーOLを全肯定してくれる良い曲だ……。婚活に疲れた人とか聞いたらいいと思う。私も婚活(婚活?)疲れて休止中だからとても励まされます。来年の2月から本気だすから(震え声)。

 

9. 『つ つ み こ む』

前曲との落差がすごい。急に婚活成功して育児中って感じの曲。歌い方が『わたしの中の、わたしとキミ』に似ていて癒される。

 

10. 『my own story』

 コーラスがかっこいい。ディズニー映画っぽい。ライオンキングみたいな創大な曲(?)。アルバムを締めるのにぴったりです。「どこまでも続いていく 物語は未来に」良い歌詞だな~。くっすん作詞なんですね。これまで生きてきてうまくいったこともあればうまくいかなかったこともあって、例えば去年はお仕事慣れなくて死んでたんですけど、今年は出来ることが増えて楽しくなってきて(その分忙しくもある……)、そんな風に物事が好転していくといいなぁって思いながら聴いています。アラサーって結構ネガティブな意味で使われがちだけど、たぶん人生がどんどん面白くなっていく(していくことができる)年代でもあるんだな、ってこれを書きながら『my own story』を聴いていて思いました。一般的なところだと仕事で昇進するとかプライベートで結婚出産するとか。でもそれだけじゃなくて、他にもきっといっぱい可能性はあるんだよなぁ。

【キャリアのこと】高校の同級生で、新卒でGoogleプログラマとして就職した人がいるんですけど、通訳の専門学校にも通っていてすごい。最近だと内科医からプログラマに転職した方も話題になってましたね。あと私筋肉体操が好きなんですけど、弁護士でコスプレイヤーで筋肉ガチ勢の小林航太さんも面白いなって思います。こうやって書くと意識高い感じになってしまいますが、既存の人生ゲームにとらわれずに面白そうなことをやってみると人生が楽しくなっていくのかなぁと思います。今書きながら気づいたけど「好きなことをやる」って言うと私のメンタル死んでしまうんですけど(繊細か?)、「面白そうなことに手を出してみる」はしっくりくるな……。

【プライベートのこと】高校の同級生の結婚ラッシュが始まっていて死にそうなんですけど、くっすんみたいに今は一人の時間を楽しむのが大切だなーって思いました。学生時代はお金が無くてファッションセンス無いしメイクも下手だったからそれを取り戻すとか。脱毛とか歯科矯正に課金するのもいいかなーって(結婚して養育費とか家のローン考え始めたら勇気がでなさそう)。

【オタクのこと】アラサーオタクはオタクとしての体力も無くなってきて新ジャンルを取り入れられず懐古厨になる、って言うけど、私自身はジャンル開拓できてる気がする(TrySailとかTrySailとか……)(赤安が最高すぎてBL開拓は進んでいない)けど、きっと面白いコンテンツはどんどん出てくるから(最近だとYouTuberとか)、食わず嫌いしないで楽しんでいきたい。

 

全体の感想:アルバム通して良すぎたのでライブチケット取りました。

aina-kusuda.net

 

*1:13:50~全人類見てくれ、プリティーリズム・レインボーライブはいいぞ。